飛行機が落ちたり、大地震が起きたり、
刃物を持ったラッシャー木村に追いかけ回されたり等、
怖い夢はよく見るが、
いずれも幾度となく見ているので
どれも夢の中で『夢だ』と感じるため
起きてからの安堵感はさほど無いが、
いかんせん昨日見た夢は自分といふ人間の
悪質な部分をすべてマルっと露わにされたような夢で
目覚めてからの安堵感と危機感が半端なかった
なんびとにも聞かれていやしないのに
どんな夢だったかを至極わかりやすく簡潔に説明すると、
風間俊介演じるところの兼末健次郎に騙されたフリをし続けてきた
武田鉄矢演じるところの金八が、
去っていく風間俊介演じるところの健次郎の背中を眺めながら、
『(風間俊介演じるところの)健次郎、
もう君には騙されないよ』とつぶやき、
その後、クラスメイトの面前で
武田鉄矢演じるところの金八が
風間俊介演じるところの兼末健次郎の悪事を暴き、
権力を失った風間俊介演じるところの兼末健次郎は
散々言いなりにされてきた
亀梨和也演じるところの深川明彦ら
クラスメイトから無視されたり仕返しを受けるという、
あの、あの、あの!
平成金八の最高傑作と呼ばれて久しい第五シリーズのような夢でした
う〜ん、
我ながら簡潔でわかりやすい
〜回顧〜
(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)
ある山の麓の小さな小さな、それは小さな村に、日頃から酒の肴程度に他人様やその他諸々の批判や悪口や押し付け、
さらにありもしないデマを垂れ流してふんぞり返っている
自信満々のお山の大将がおりました
(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)
村人たちはそんなお山の大将を煙たがりつつも
せっかく見つけた自分の居場所を必死に守るため
一生懸命にお山の大将を持ち上げます
(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)
本当は自信などないであろうに
己を大きく見せるために虚勢を張り続けるお山の大将の隆盛はいつまでも続くわけがなく
徐々にその権力は衰退していきます
気づくと周りに誰もいなくなったお山の大将(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)は
涙ぐみながら道端にへたり込み、
居合わせた私に助けを求めます
そんな堕落した憐れなお山の大将(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません)の姿を見た私は
『ようやく気がついたかい?
今まで私をたっっっっっっくさん都合よく利用してくれてありがとね。
でもね、全部忘れてあげる。
だからまた一からやり直そ♡』
と、
一筋の光明を与えるかのような
口先だけの言葉を添え、
満面の笑顔で手を差し伸べたところで
目が覚めました
笑顔で手を差し伸べつつも
『この恨みはらさでおくべきか』的な要素を含んだ自分のリアルな言葉に
今まで見たどんな怖い夢よりも
大きな恐ろしさを感じました とさ
おしまい
長くなりましたが、残暑厳しきおり、
どうか現実のものとなりませぬようにと願いつつ
筆をおきます かしこ
(※ この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件とは一切関係ありま・・・)